「家計管理をきちんとしなければと思っているけれど、何から始めればいいのか分からない」
私も以前は、そんな気持ちを抱えていました。
本格的に家計と向き合うきっかけになったのは、不妊治療です。
治療費は高額で、いつまで続くのかも分かりません。共働きだったため、そのときの支払いはできていましたが、
「このまま治療が続いたらどうなるのだろう」
「子どもを授かったら、もっと広い家が必要になるのでは?」
「治療費と将来の教育費を、両方準備できるのだろうか」
と、先の見えない不安が膨らんでいました。
そんなとき、職場の同僚にすすめられたのが、家計簿アプリのマネーフォワード MEです。
最初は、記録された支出を眺めているだけでした。
しかし、使い続けて3年。現在は資産形成アドバンスコースを利用し、毎月の家計だけでなく、銀行口座や証券口座、NISA、高配当株などもまとめて管理しています。
3年間使って感じた一番大きな変化は、単に貯金が増えたことではありません。
お金に対する漠然とした不安を数字で整理し、自分たちに合った選択ができるようになったことです。
この記事では、不妊治療をきっかけにマネーフォワード MEを使い始めた私が、家計管理やお金に対する考え方をどのように変えていったのかをお伝えします。
※この記事は、私個人の使用経験をもとにまとめています。サービスの料金や利用できる機能は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。記事内にはアフィリエイトリンクを含みます。
不妊治療をきっかけに家計管理を始めた

不妊治療をしていた頃は、治療費だけでなく、将来の生活にも不安を感じていました。
治療が長引いた場合、どこまで費用をかけるのか。
子どもを授かったら、育児用品や保育料、教育費はいくら必要になるのか。
家族が増えたら、今より広い家への引っ越しも必要になるかもしれません。
当時のわが家は、毎月ある程度の貯金はできていました。
夫婦ともに大きな浪費をするタイプではなく、口座には少しずつお金が貯まっていました。
しかし、「毎月いくら使い、何にお金がかかっているのか」を正確には把握できていませんでした。
貯金はあるのに、不安はなくならない。
今振り返ると、その原因は、お金の流れが見えていなかったことにあったのだと思います。
そこで使い始めたのが、マネーフォワード MEでした。
現金派だった私がキャッシュレス決済へ変わった
マネーフォワード MEを使い始めた頃、私はほとんどの支払いを現金で行っていました。
クレジットカードは持っていたものの、積極的には使っていませんでした。
しかし、マネーフォワード MEを使い始めたのをきっかけに、クレジットカードやバーコード決済へ少しずつ切り替えることにしました。
銀行口座やクレジットカードを連携すると、収入や支出が自動で記録されます。
アプリ上で先月の支出の比較や食費、日用品、被服費など変動する支出も簡単に比べられるので支出が増えた月などは何にお金を使ったのかを確認しやすくなりました。
それまで曖昧だった「今月いくら使ったのか」が数字で見えるようになり、家計管理の景色が大きく変わりました。
レシートを集めて一つずつ計算しなくても、アプリを開けばお金の流れを確認できます。
支出だけでなく、資産が少しずつ増えていく様子もはっきり見えるようになりました。
貯金が増えていることを数字で確認できるのは、想像していた以上にうれしいものでした。
「もう少し増やしたい」
「今月は何に使いすぎたのだろう」
と、家計を自分から確認する習慣が自然と身についていきました。
マネーフォワード MEを試してみたい方へ
銀行口座やクレジットカードを連携すると、毎月のお金の流れをまとめて確認できます。
無料プランもあるので気になったかたは、マネーフォワードMEのボタンから確認してみてください。
【マネーフォワード MEのアフィリエイトリンク・ボタン】
お金の使い方に自分なりの基準ができた

家計の数字を見続けていると、お金を使う前に一度立ち止まれるようになりました。
何かを買うときにも、
「本当に必要なのか」
「今あるもので代用できないか」
「この金額を払うだけの価値を感じているか」
と考えるようになりました。
その一方で、大切な外出のときに使うバッグや靴、ワンピースなどは、必要なものはきちんとそろえています。
そこでも流行を追うのではなく、自分が好きだと思えるものを選ぶことで愛着が湧き、長く使うようになりました。
普段使いの靴下や下着、子どもと遊ぶときに履く靴なども、自分に合うものが決まれば、古くなったときに同じものや似たものへ買い替えるだけです。
持ち物が少なくなるので、通勤や保育園の送り迎えでの服装にも迷わなくなりました。新たに服を買う時にも、ベースに持っている服に買い足すので、タンスに眠ってしまうことも少なくなりました。
私には、体のラインにぴったり合うお気に入りの黒いパンツがあります。
長く愛用しているため、いつか履けなくなる前に、同じくらい自分に合う新しいパンツと出会えるだろうかと心配になるほどです。
以前は、物を減らすことを「我慢」のように感じることもありました。
しかし今は、自分に合うものを少しだけ持ち、大切に使う方が、時間にも気持ちにも余裕が生まれると感じています。
使うときは使う。でも、自分が本当に価値を感じるものにお金を使う。
家計を見える化したことで、そんな自分なりのお金の使い方が、少しずつ育っていきました。
YouTubeで見ている家計管理、お金の勉強動画が次の段階へ
支出を把握できるようになった頃、あるYouTubeチャンネルを見るようになりました。
そこで知ったのが、「貯める力」や「増やす力」という考え方です。
それまでの私は、漠然と「節約しなければ」「お金は貯めるもの」と考えているだけでした。
しかし、防衛資金、固定費、変動費などの考え方を学んだことで、ただ支出を眺めるだけではなく、お金の流れを自分で設計する意識へと変わっていきました。
固定費を見直し、支出管理表やライフプランシートも作りました。
将来どのようなお金が必要になるのかを、少しずつ具体的に考えるようになったのです。
マネーフォワード MEは、学んだことを実際のわが家の家計に落とし込む場所になりました。
貯金だけでなく投資についても考えるようになった
私も夫も、もともと大きな浪費をするタイプではありませんでした。
毎月ある程度の貯金を続け、気づけば口座にはそれなりの金額が貯まっていました。
しかし、当時はNISAや投資についての知識がほとんどありませんでした。
貯めたお金は、長い間銀行口座に置いたままです。
今振り返ると、
「あの頃から少しずつ運用していたら」
と考えることもあります。
そんなときに背中を押してくれたのが、
「今日が一番若い日」
と、いう言葉でした。
朝のYouTubeライブでこの言葉を聞くたびに、1日を無駄にしたくないという気持ちが自然と湧いてきます。過去は変えられない。でも動き出すのは、今日が一番早い。
過去は変えられません。
もっと早く始めればよかったと後悔するより、今日からできることを始めた方がよい。
そう考えられるようになり、NISAや高配当株について少しずつ勉強を始めました。
私は医療職をしています。
仕事の中で、元気だった方が突然のけがや病気によって、日常生活が大きく変わってしまう場面を何度も見てきました。
命の大切さや人生のはかなさ、何気ない毎日の尊さ。
そうした経験の積み重ねが、「自分はどのように生きたいのか」を真剣に考えるきっかけになっていました。
YouTubeで出会った言葉や考え方は、私が行動を始めるための背中を、さらに押してくれました。
家計を整えたことが、資産形成へ目を向けるきっかけにもなったのです。
そしてYouTubeでの発信者のその言葉や考え方が、そのきっかけをさらに後押ししてくれました。
家計を整えたことが、資産形成へ目を向けるきっかけにもなったのです。
家計を整えたことで2人目の治療を決断できた

家計管理を続ける中で、私たちは大きな選択を迫られました。
「2人目の不妊治療をするのか」
「今より広い家へ引っ越すのか」
「治療と子育てに、どこまでお金をかけられるのか」
2人目の不妊治療では保険適用が始まっていましたが、治療内容によっては自費診療が発生する可能性もありました。
保険で治療できる回数にも限りがあるため、授からなかった場合に自費で治療を続けるのかも考えなければなりません。
さらに、2人目を出産した後は育児休業を取得し、復職後は時短勤務になる予定でした。
収入が減る一方で、育児費用や将来の教育費は増えていきます。
以前の私なら、分からないことばかりで、ただ不安になっていたと思います。
しかし、マネーフォワード MEには、それまでに積み上げてきた家計の記録がありました。
毎月の固定費と変動費を確認し、見直せる固定費はプランを変更しました。
食費や日用品も、ふるさと納税やまとめ買いなどを取り入れて支出を整えました。
生活防衛資金、特別費、中期的、長期的に必要になるお金も分けて考えるようになりました。
夫も、私が仕事と育児が両立しやすいように、職場や保育園、駅までの距離など、家族が無理なく生活できる環境を一緒に考えてくれました。
自宅から職場や保育園、駅まで徒歩で移動しやすい現在の環境には、家事や育児の負担を減らせる大きなメリットがありました。
家賃や引っ越し費用だけでなく、毎日の送迎や通勤にかかる時間も含めて考えた結果、私たちは、
都内での生活を続けながら、2人目の不妊治療へ進む
という決断をしました。感覚ではなく数字で判断できるようになっていました。
家計管理をしていたからといって、不安がすべてなくなったわけではありません。
それでも、治療費や生活費を数字で確認したことで、「分からないから怖い」という状態から、「ここまでなら進められる」という状態に変わりました。
数字が、漠然とした不安を、決断できる形に変えてくれたのだと思います。
高額なインプラント治療にも冷静に向き合えた
家計を整えてきた私ですが、最近また大きな出費と向き合うことになりました。
それが、インプラント治療です。
提示された治療費は、決して小さな金額ではありません。
以前の私なら、金額だけを見て動揺し、すぐに答えを出せなかったかもしれません。自分にかけるお金は最低限にしようと考え、保険診療で最低限の治療の選択をしていたかもしれません。
しかし今は、現在の資産、今後必要になるお金、医療費としてどこまで出せるのかを一つずつ整理しながら考えられています。
また、一つの歯科医院の説明だけで決めるのではなく、セカンドオピニオンを受け、治療方法や費用について比較することも選びました。
家計管理は、お金を使わないためだけにするものではありません。
自分や家族にとって必要なことに、納得してお金を使うための準備でもある。
インプラント治療について考える中で、改めてそう感じました。
産後にインプラント2本の可能性を告げられ、セカンドオピニオンを受けるまでの経緯は、別の記事に詳しくまとめています。
関連記事:産後にインプラント2本の可能性を告げられた体験

無料プランから資産形成アドバンスコースへ変更した理由
マネーフォワード MEは、長い間無料プランで使っていました。
銀行口座やクレジットカードを連携し、支出を見える化するだけでも、わが家の家計管理には十分役立っていました。
しかし、本格的に家計と資産を管理するようになると、連携したいサービスが増えていきました。
銀行口座、クレジットカード、証券口座、ポイントなどをまとめて確認しようとすると、無料プランの連携上限では足りなくなったのです。
もう一つの大きなきっかけは、NISAや高配当株を始めたことでした。
投資を始めてからは、家計だけでなく、保有資産や配当、ポートフォリオの状況もまとめて確認したいと感じるようになりました。
そこで、現在は資産形成アドバンスコースを利用しています。
家計と投資を一つのアプリで確認できるようになり、銀行口座や証券口座を別々に開く手間が減りました。
特に、保有資産の内訳や、NISA、高配当株の状況をまとめて確認できる点にメリットを感じています。
格安SIMへの変更で月額料金の負担を抑えた
資産形成アドバンスコースを利用するには、毎月料金がかかります。
私が有料プランへの変更を考えた時期は、スマートフォンを格安SIMへ切り替えたタイミングと重なっていました。
通信費を見直して減った分の一部を、マネーフォワード MEの利用料金に充てることにしたのです。
家計全体で考えると、新しく大きな負担が増えた感覚はありませんでした。
私が乗り換えたのは楽天モバイルです。
乗り換えた理由や、実際に使って感じたことについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ただし、「一度アドバンスコースにしたら、ずっと使い続けなければならない」とは考えていません。
将来、スプレッドシートで管理できるようになったり、連携する口座を整理できたりした場合は、プランを見直すことも選択肢です。
大切なのは、有料か無料かではなく、今の自分の家計管理や投資状況に合った方法を選ぶことだと思っています。
通信費を見直すために楽天モバイルへ変更したときの経緯や、実際に使って感じたことは、こちらの記事にまとめています。
関連記事:楽天モバイルへ乗り換えて固定費を見直した体験

現在のわが家での使い方
資産形成アドバンスコースに切り替えてから約1年。
現在のわが家では、主に次のような使い方をしています。
- 家計簿を固定費・変動費・特別費・貯蓄・自己投資を分けて確認する
- 銀行口座・証券口座・ポイントをまとめて管理する
- NISAや高配当株の保有状況を期間をきめて確認する
- 配当や資産全体のバランスを見る
- ライフプランを考えるときの基礎データとして使う
最初は毎月の支出を確認するためだけに使っていました。
しかし、数字を見る習慣がついたことで、家計管理から投資、資産形成へと関心が自然に広がっていきました。
今では、家計と投資を別々に考えるのではなく、わが家全体のお金を一つの画面で確認するためのアプリとして使っています。
マネーフォワード MEの具体的な使い方や、初心者だった私がどのように家計管理を始めたのかについては、今後、別の記事で詳しく紹介します。
3年間使って感じたメリット
マネーフォワード MEを4年間使って、特によかったと感じているのは、次のような点です。
- 収入・支出・資産をまとめて確認できる
- 家計簿を手入力する負担を減らせる
- 毎月何にお金を使っているか分かる
- 貯金や資産が増えていく様子を確認できる
- 家計の記録を将来のライフプランに活用できる
- 家計と投資をまとめて管理できる
特に私にとって大きかったのは、数年分の家計データが積み上がったことです。
一時的な支出だけを見るのではなく、年間を通して、どの時期にどのような支出が増えるのかを考えられるようになりました。
不妊治療や引っ越し、育休、高額な歯科治療など、大きなお金が必要になったときにも、過去の記録が判断材料になっています。
使っていて感じる注意点
便利な一方で、マネーフォワード MEを使えば、自動的に家計が改善するわけではありません。
連携された支出のカテゴリーが、実際の使い道とは違うこともあります。
例えば、ドラッグストアで日用品と食品を一緒に購入した場合、すべて日用品として分類されることがあります。
正確に把握したい場合は、自分でカテゴリーを修正する必要があります。
また、アプリを見るだけで満足してしまうと、支出の見直しにはつながりません。
「今月は食費が高かった」
「使っていないサービスの料金が続いている」
「特別費をもう少し準備した方がよさそう」
と、記録された数字を見て、次の行動につなげることが大切です。
私も毎日細かく確認しているわけではありません。
月に何度か全体を確認し、気になる支出があれば見直す程度です。
完璧に管理しようとすると続かなくなるため、自分が無理なく続けられる方法を見つけることが大切だと感じています。
マネーフォワード MEがおすすめだと感じる人
実際に使ってみて、マネーフォワード MEは、次のような人に向いていると感じています。
- 家計簿を始めても長く続かない人
- 手書きや手入力の家計簿が負担に感じる人
- 銀行口座やクレジットカードが複数ある人
- 毎月何にお金を使っているか分からない人
- 貯金や資産をまとめて確認したい人
- NISAや高配当株などの投資を始めた人
- 将来の教育費や住宅費に不安を感じている人
最初からすべての機能を使いこなす必要はありません。
まずは銀行口座や、日常的に使うクレジットカードを連携し、1か月分の支出を確認するだけでも十分だと思います。
「やってみる」という最初の行動が、その後のお金の使い方を変えるきっかけになります。
マネーフォワード MEを試してみたい方へ
「家計管理を始めたいけれど、何から始めればよいか分からない」という方は、まず毎月のお金の流れを見える化するところから始めてみてください。
【マネーフォワード MEのアフィリエイトリンク・ボタン】
まとめ|お金と向き合うことは人生の選択肢を考えること
マネーフォワード MEを使い始めて3年。
最初は支出を眺めるだけだった私も、今では家計、投資、資産をまとめて確認するようになりました。
家計管理を始めて変わったのは、お金のことだけではありません。
不妊治療をどこまで続けるのか。
どこで家族と暮らすのか。
高額な治療費にどう向き合うのか。
以前は不安だけが膨らんでいたことも、数字で整理することで、一つずつ考えられるようになりました。その時、選択できなければ今の生活はなかったのかもしれません。
お金の不安が減ると、人生の選択にも少しずつ自信を持てるようになる。
これが、マネーフォワード MEを3年間使って、一番強く感じていることです。
まだ、FPへの相談やスプレッドシートでの管理など、これから取り組みたいこともあります。
完璧に管理できなくても、まずは今月何にいくら使ったのかを知るだけで、家計は少しずつ変わっていきます。
「家計管理を始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない」
そんな方は、まず支出を見える化するところから始めてみてください。
最初の小さな一歩が、将来の大きな選択を支えてくれるかもしれません。



コメント