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※この記事は私自身の体験をまとめたものです。歯の状態や適切な治療方法は人によって異なるため、治療については歯科医師へご相談ください。
アラフォーの私が、産後の歯科受診でインプラント治療を勧められました。
インプラントなんて、もっと年齢を重ねてから受ける治療だと思っていました。自分にはまだ遠い話だと思っていたのです。
ところが、産後に受診した歯科で、
「この歯は、いずれ抜かなければならない可能性があります」
と告げられました。
治療費は高額で、手術への怖さもあります。しかも、乳児を育てながら何度も通院しなければなりません。
すぐに決断することはできず、私は別の歯科でも意見を聞くことにしました。
この記事では、歯の異変に気づいてから、別の歯科を受診し、インプラント治療を選ぶまでの経緯を正直にまとめます。
歯科で高額な治療を勧められて悩んでいる方や、セカンドオピニオンを受けるか迷っている方の参考になればうれしいです。
この記事でわかること
先に、今回の体験から感じたことをまとめます。
- インプラント治療は、先生に勧められたからという理由だけで決めなくていい
- 歯科でも、別の先生から意見を聞くことができる
- 治療方法だけでなく、説明に納得できるかも大切
- 費用や子育てなど、生活背景まで相談できる歯科を選ぶ
- 完璧な正解が分からなくても、自分で調べて選ぶことが後悔を減らす一歩になる
なお、今回私は別の歯科を初診で受診し、改めて検査と診断を受けました。
正式な「セカンドオピニオン外来」とは異なる可能性がありますが、この記事では、別の歯科医師から意見を聞くという広い意味で「セカンドオピニオン」と表現しています。
こんな方に読んでほしい
- 歯科でインプラント治療を勧められ、悩んでいる
- 今の歯科の説明に納得できていない
- 別の歯科でも診てもらうべきか迷っている
- 子育て中や育休中に高額な歯科治療が必要になった
- ブリッジ治療とインプラント治療のどちらを選ぶか悩んでいる
- 信頼できる歯科の探し方を知りたい
歯の違和感に気づいたのは臨月のころ

歯茎の違和感に気づいたのは、妊娠後期に入ったころでした。
過去に治療した歯の周辺が、口内炎のように少し腫れていることに、舌で触れて気づいたのが始まりです。
「産後になったら歯科へ行こう」
そう考えていました。
妊娠中に歯科検診を受けるつもりでしたが、つわりがつらく、上の子のお世話や仕事にも追われ、後回しにしてしまいました。
そして産後1か月ほどたったころ、ようやく歯科を受診しました。
久しぶりに訪れた歯科は、以前とは変わっていた
産後初めて歯科を訪れると、以前通っていたころとは名前が変わっていました。
院長先生もスタッフも全員入れ替わっており、実質的には別の歯科になっていました。
妊娠中にきちんと通えていれば、変わっていたことにも早く気づけたのに。
そう思うと、受診を後回しにしてしまったことを少し後悔しました。
最初の歯科で提示された3つの選択肢

気になっていた箇所を診てもらうと、先生は視診とレントゲン検査を行い、被せ物も外して歯の状態を確認しました。
そして、次のような説明を受けました。
「歯の根元にヒビが入っている可能性があり、炎症も起きています。レントゲンだけでは断言できませんが、視診でも問題が確認できるため、いずれこの歯は抜く必要があると思います」
提示された選択肢は3つでした。
- すぐには治療せず、再び歯茎が腫れた段階で治療を検討する
- 炎症を起こしている歯を抜き、ブリッジ治療を受ける
- 炎症を起こしている歯を抜き、インプラント治療を受ける
その歯科で説明された費用は、ブリッジが約11万円(保険適応)、インプラント(自由診療)が約50万円でした。
頭の中には、次々と不安が浮かびました。
できることなら歯を残したい。育休中に治療を終えたい。でも、高額な治療費は家計への負担になります。
インプラント手術は痛いのか。治療には何か月かかるのか。治療後はどのくらい使い続けられるのか。
すぐには答えを出せませんでした。
夫に相談し、ブリッジかインプラントかで悩んだ
帰宅後、夫に診断内容と治療費について話しました。
夫は嫌な顔をせず、
「必要な治療なら、受けていいんじゃない?」
と言ってくれました。
その言葉で、金銭面への不安は少し軽くなりました。
しかし、次に悩んだのが、ブリッジ治療とインプラント治療のどちらを選ぶかです。
私は過去にブリッジ治療を受けたことがあります。当時は費用面から、ほかの治療を選ぶ余裕がありませんでした。
ブリッジ治療では、失った歯を補うために両隣の歯を削る必要があると言われ、問題ない歯を削るのはもったいないし、今後の持ちがいいのはインプラント治療であることの説明を受けました。
今は問題のない歯を削ることに抵抗があり、私の場合はインプラント治療の方が合っているのではないかと感じました。
ただし、インプラントには高額な費用がかかります。
顎の骨に人工歯根を埋め込む手術への恐怖や、治療後のメンテナンス費用への不安もあり、簡単には決められませんでした。
別の歯科でも意見を聞こうと思ったきっかけ
「本当に今、インプラント治療が必要なのだろうか」
その疑問が頭から離れませんでした。
まず相談したのは、半年前にインプラント治療を受けた友人です。
友人から、実際にかかった費用や治療のリアルな話を聞き、歯科によって費用だけでなく、使用するインプラントのメーカーや種類も異なることを知りました。
さらに、最初に受診した歯科の先生が、自身について「インプラントを専門にしているわけではない」と話していたことも気になっていました。
高額で、外科手術も伴う治療です。
一人の先生の説明だけで決めるのではなく、別の先生の意見も聞いてから判断したいと思いました。
別の友人にも相談し、友人が通っているインプラント専門医のいる歯科を紹介してもらい、受診することにしました。
セカンドオピニオン先でCT検査を受けた
紹介してもらった歯科では、レントゲンと視診に加えて、CT撮影も行われました。
先生の説明は、これまで経験してきた歯科とは全く違いました。
先生からは、次のような説明を受けました。
「近い将来、治療が必要になる可能性があります。いつ症状が悪化するかを正確に予測することはできません。ただ、現段階で歯の状態は良くないため、周囲の骨に影響が広がる前に治療を始めることを勧めます」
治療の選択肢についても、メリットだけでなくデメリットまで説明してくれました。
ブリッジ治療については、健康な歯を削る必要があること。
インプラント治療については、周りの歯を削らずに済む一方、手術や定期的なメンテナンスが必要になること。
どちらか一方だけを強く勧めるのではなく、両方を比較しながら説明してくれました。
手術の痛みについても質問しました。
先生からは、麻酔を使用して手術を行うことや、治療後の痛みや腫れは比較的少ない場合もあると説明を受けました。
ただし、痛みや腫れの程度には個人差があります。実際の経過については、手術後に改めて記事にする予定です。
CT画像で初めて知らされたことそしてかかりつけ医への不信感
CT画像を見ながら説明を受けた際、初めて知らされたことがありました。
先生からは、
「過去の治療によるものかどうかは断定できませんが、歯根周辺に問題があり、そこから炎症が起きています」
「今は痛みがなくても、このまま放置していると、将来痛みが出たときにはインプラント治療の前に土台の治療から行わなければならなくなる可能性がある」
その説明を聞いたとき、以前受けた治療が関係しているのだろうかと考えてしまいました。
ただし、原因は断定できないとの説明も受けています。
はっきりとした答えは出ません。でも、かかりつけ医への不信感が、じわじわと広がっていったのは事実です。
それでも、これまで自分の歯がどのような状態だったのかを十分に理解できていなかったことに、不安を感じました。
信頼したい気持ちと、疑う気持ち

丁寧に説明してもらった一方で、正直に言えば、こんな気持ちもありました。
「この先生も、ここでインプラント治療を受けてほしいから、そう説明しているのではないか」
信頼しながらも、疑っている。
その二つが今も私の中に共存しています。
医療において、患者は常に情報の少ない立場に置かれます。専門知識がない分、先生の言葉を信じるしかない。でも全て信じることへの怖さも、ゼロにはなりません。
それでもインプラント治療を選んだ理由
最初の歯科と、別の歯科。
診断の結論は、どちらもほぼ同じでした。
しかし同じ診断であっても、
「この先生に治療をお願いしたい」
と思えるかどうかが、これほど大切だとは知りませんでした。
私がこの歯科で治療を受けることにした理由は、主に2つです。
- 納得して決断できるまで説明してくれたこと
- インプラント治療を専門的に行っている歯科医師が担当すること
引っ越しのたびに歯科が変わってきたこと、現在は育休中であること、治療費や通院時間に不安があること。
そうした生活背景も含めて話を聞き、一緒に治療計画を考えてくれたことも、決断につながりました。
治療を決めた今も不安はある
通院には片道約40分かかります。
治療時間は1回約1時間で、家を出てから帰宅するまで約3時間必要です。
子育て中にその時間を確保するには、赤ちゃんを預けなければなりません。
通院は何回必要なのか。治療期間はどのくらいか。最終的な費用はいくらになるのか。
まだ分からないこともたくさんあります。
この選択が完璧な正解なのかは、今も分かりません。
それでも、自分で調べて、質問し、別の先生の意見も聞いた上で選びました。
迷いながらでも、自分で納得して決断したことには意味があると思っています。
まとめ:この体験を通して伝えたいこと
今回の体験で強く感じたことがあります。
歯科は「先生が言うなら正しい」だけで選ばなくていい。
説明が丁寧か。歯を残すことを一緒に考えてくれるか。費用や生活背景も含めて話を聞いてくれるか。治療した先のリスクもメリットも両方伝えてくれるか。
そういう先生を探すために、セカンドオピニオンという選択肢があります。
歯の治療で悩んでいる方、今の歯科に違和感を感じている方、ぜひ一度セカンドオピニオンを検討してみてください。
現在、治療計画を立て始めたばかりです。
手術の流れ・費用の内訳・術後の経過については、治療が進むにつれて記事にしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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