2人目が生まれてから、赤ちゃんのお世話に追われる毎日。
授乳、ミルク、オムツ替え、寝かしつけ。
赤ちゃんが泣けばすぐに対応しなければならず、気づくと上の子に「ちょっと待ってね」と言うことが増えていました。
さらに、上の子がぐずると、こちらも余裕がなくなってしまい、
「早くやって」
「まだやってないの?」
と、せかすような言葉が増えていた気がします。
以前なら「一緒にやろっか」と声をかけられていた場面でも、赤ちゃんのお世話や家事に追われていると、つい強い言い方になってしまうことがありました。
本当は上の子にも優しくしたい。
寂しい思いをさせたくない。
でも、赤ちゃんのお世話で手いっぱいになると、上の子の甘えに十分に応えられないことがあります。
わが家の長男も、下の子が生まれてから少し赤ちゃん返りのような様子が見られるようになりました。
寂しそうな表情を見たとき、「もっと構ってあげたいのに」と胸が苦しくなることもあります。
そんな中、自治体の産後訪問サービスで、保健師さんに上の子への関わり方を相談しました。
そこで教えてもらったのは、特別なことをたくさんするよりも、日常の中で少しだけ声かけや関わり方を変えることでした。
この記事では、2人目育児で上の子に優しくできないと感じた私の体験談と、保健師さんに教えてもらった声かけ、実際に意識してみて感じたことをまとめます。
同じように、上の子に申し訳なさを感じているママの気持ちが、少しでも軽くなればうれしいです。
※この記事はわが家の体験談です。子どもの性格や年齢、家庭の状況によって合う関わり方は異なります。悩みが大きい場合は、自治体の相談窓口や保健師さん、かかりつけ医などに相談してみてください。
この記事の結論
- 2人目育児では、上の子に「待ってね」が増えやすい
- 上の子の寂しそうな表情を見ると、親もつらくなる
- 赤ちゃんのお世話に行く前の声かけで、上の子の受け止め方が変わることがある
- 数分でも上の子だけを見る時間を作ると、気持ちが満たされやすい
- 完璧に優しくできなくても、気づいたときに関わり直せばいい
2人目が生まれてから、上の子に「待ってね」が増えた
2人目が生まれてから、赤ちゃん中心の生活になりました。
赤ちゃんが泣いたら授乳。
オムツが汚れたら交換。
眠そうなら抱っこ。
吐き戻しやミルクの準備、片づけもあります。
そのたびに、上の子には「ちょっと待ってね」と言うことが増えました。
もちろん、赤ちゃんのお世話は必要なことです。
でも上の子から見ると、ママが急に赤ちゃんの方へ行ってしまうように感じることもあるのだと思います。
私自身も、上の子に我慢させているような気がして、申し訳ない気持ちになることがありました。
本当は優しくしたいのに、余裕がなくなる
上の子に優しくしたい気持ちはあります。
でも、寝不足や授乳、家事、赤ちゃんのお世話が重なると、どうしても余裕がなくなります。
上の子が甘えてきたときに、すぐ受け止めてあげたい。
でも赤ちゃんが泣いている。
家事も進んでいない。
自分も疲れている。眠たい。
そんな状況が続くと、上の子に対してつい強めに言ってしまったり、十分に向き合えなかったりすることがあります。
あとから上の子の寂しそうな表情を見ると、胸がぎゅっと苦しくなることもありました。
上の子に求めすぎていたかもしれない
上の子はもう4歳。
できることも増えてきて、「お兄ちゃんだから」と思ってしまう場面もあります。
トイトレや、ひとりで寝ることなど、少しずつ自立してほしいと思う気持ちもあります。
でも、下の子が生まれて環境が大きく変わった中で、上の子もきっと頑張っているのだと思います。
親から見ると「もう4歳」でも、上の子にとっては、まだまだ甘えたい時期。
赤ちゃんが生まれたことで、今まで当たり前に受け取れていたママの時間や視線が減ったように感じているのかもしれません。
そう思うと、「今すぐ全部できるようになってほしい」と求めすぎるより、少し気持ちを受け止める時間も必要なのかもしれないと感じました。
保健師さんに上の子への関わり方を相談した
このとき受けた自治体の産後訪問サービスについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
自治体の産後訪問サービスを受けた体験談|保健師さんに相談できて安心した話

赤ちゃんのお世話をしていると、どうしても上の子を待たせてしまうこと。
上の子が寂しそうに見えること。
自分も余裕がなく、優しく関われないことがあること。
そんな話をしたところ、保健師さんから「数分でも上の子だけの時間を作ること」と、「赤ちゃんのお世話に行く前の声かけ」を教えてもらいました。
特別なイベントを用意するのではなく、日常の中で少し関わり方を変えるだけでも、上の子の気持ちが変わることがあるそうです。
教えてもらった声かけ① 赤ちゃんが泣いたときに、上の子へ一言かける
保健師さんに教えてもらって印象的だったのは、赤ちゃんが泣いたときの声かけです。
これまでは、赤ちゃんが泣くとすぐに、
「赤ちゃん泣いてるから行ってくるね」
と言って、赤ちゃんのお世話に向かうことが多かったです。
でも、上の子と遊んでいる途中で急に離れると、上の子からすると「また赤ちゃんの方へ行っちゃった」と感じるかもしれません。
そこで、赤ちゃんが泣き始めたときに、
「赤ちゃん泣いてるね。どうしようか?」
「一緒に見に行ってみる?」
「ちょっと抱っこしてくるね。戻ってきたら続きしようね」
のように、上の子へ一言かけてから動くようにしてみようと思いました。
結果的に赤ちゃんのお世話に行くことは変わりません。
でも、そこへ行くまでの声かけがあるだけで、上の子の受け止め方は少し変わるのかもしれないと感じました。
教えてもらった声かけ② 上の子にも参加してもらう
もうひとつ教えてもらったのは、上の子を赤ちゃんのお世話から完全に切り離さないことです。
たとえば、
「オムツ持ってきてくれる?」
「赤ちゃんに声かけてみる?」
「一緒に見に行ってくれる?」
のように、上の子にも少し参加してもらう。
もちろん、無理にお兄ちゃん役をさせる必要はないと思います。
でも、上の子が「自分も一緒に関われている」と感じられると、赤ちゃんのお世話を取られた時間ではなく、一緒に過ごす時間に近づくのかもしれません。
これなら日常の中でも取り入れやすそうだと感じました。
実際に声かけを変えてみたら、長男の反応が変わった
保健師さんに教えてもらった声かけを、実際にやってみました。
リビングで長男と遊んでいるときや食事をしているとき、赤ちゃんが起きていればバウンサーにのせて一緒の空間にいるようにしました。
そのときに赤ちゃんが泣いたので、長男へ、
「赤ちゃん泣いたね。どうしよっか」
と尋ねてみました。
すると長男は、
「僕がよしよしする」
「ママはここにいて」
と返してくれました。
意外な反応に驚きました。
いつもなら私がすぐ赤ちゃんのところへ行っていた場面でも、長男なりに赤ちゃんを気にかけてくれていたのだと思います。
一緒に寝かしつけを手伝ってくれた日
その日の夜、赤ちゃんが眠たくて泣き始めました。
長男に、
「赤ちゃんが寝たら、〇〇くんと一緒に寝たいと思ってるんだ」
「一緒に寝かすの手伝ってくれない?」
と聞いてみました。
すると長男は、普段私の動きを見ていたのか、必要なものを寝室へ運び、寝床を用意してくれました。
幸い、赤ちゃんもすんなり寝てくれたので、少し時間に余裕ができました。
そのあと長男と一緒に寝る部屋へ移動すると、
長男がぽつりと、
「一緒に本読みたいな」
と言いました。
最後に一緒に絵本を読んだのは、出産前だったかもしれません。
一緒に絵本を読むことすら、日常の忙しさに埋もれてしまっていたのだと気づきました。
その日は絵本を2冊読み、長男は満足そうに眠りにつきました。
夫はまだ仕事で帰宅していませんでした。
子ども2人がスムーズに眠り、さらに長男の安心した顔を見て、なんだかほっとしました。
同時に、ここ数日、今まで当たり前にしていた関わりができなくなっていて、長男に寂しい思いをさせていたのかもしれないと胸が苦しくなりました。
「ゆとりある生活」の難しさを、改めて感じた日でした。
この気持ちは、また日常の忙しさの中で薄れていくかもしれません。
それでも、できる範囲で長男との関わりを少しずつ増やしていきたいと思いました。
教えてもらった関わり方③ 数分でも上の子だけを見る時間を作る
保健師さんからは、長い時間でなくても、数分だけ上の子に集中する時間を作ることも教えてもらいました。
たとえば、赤ちゃんが寝ている間に、ほんの数分でも上の子と遊ぶ。
スマホを見ずに、上の子の話を聞く。
「今は〇〇くんだけの時間だよ」と伝える。
時間の長さよりも、上の子が「ママが自分を見てくれている」と感じられることが大切なのだと思いました。
日常では、つい何かをしながらの関わりになりがちです。
でも、できるだけ長男と目を合わせて話すように意識したいと思いました。
産後の毎日の中で、まとまった時間を作るのは難しいです。
でも、数分ならできる日もあるかもしれません。
完璧にできなくても、気づいたときに少し意識してみようと思いました。
実際に意識してみようと思ったこと
保健師さんの話を聞いて、まずは次のことを意識してみようと思いました。
- 赤ちゃんのお世話に行く前に、上の子へ一言声をかける
- 上の子と遊んでいるときは、短時間でも集中する
- 赤ちゃんのお世話に、上の子も少し参加できる形を作る
- 「お兄ちゃんなんだから」と言いすぎない
- できなかった日があっても、自分を責めすぎない
毎日ずっと優しく関われるわけではありません。
でも、少し意識するだけでも、上の子の表情や自分の気持ちが変わるかもしれないと思いました。
できない日があっても、自分を責めすぎない
2人目育児は、思っていた以上に余裕がなくなる場面があります。
赤ちゃんのお世話をして、上の子の相手をして、家事もして、自分の体も回復途中。
そんな中で、いつも穏やかに関わるのは本当に難しいです。
上の子に優しくできなかった日があっても、あとから、
「さっきはごめんね」
「大好きだよ」
「一緒に遊びたかったよね」
と伝えるだけでも、関係を戻すきっかけになると思います。
完璧なママを目指すより、気づいたときに関わり直す。
今はそれでいいのかもしれません。
まとめ|上の子に優しくできないと感じたら、声かけを少し変えてみる
2人目育児では、どうしても赤ちゃんのお世話が中心になりやすいです。
その中で、上の子に「待ってね」が増えたり、寂しそうな表情を見たりすると、親の方もつらくなります。
私も、上の子にもっと優しくしたいのに、余裕がなくてうまくできないことがありました。
でも保健師さんに相談して、赤ちゃんのお世話に行く前の一言や、数分だけ上の子に集中する時間が大切だと教えてもらいました。
大きなことをしなくても、日常の中の小さな声かけで、上の子の受け止め方は少し変わるかもしれません。
完璧にできなくても大丈夫。
気づいたときに、少しずつ関わり直していけたらいいのだと思います。
同じように、2人目育児で上の子への関わりに悩んでいる方の参考になればうれしいです。



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